消毒・滅菌設備

「ウルトラファインバブル」とは、サイズが直径1マイクロメートル（1,000分の1mm）未満の、目に見えない極小の気泡のことです。世界で唯一、水道機器としての認証を取得している、建物専用のウルトラファインバブル生成ノズルを導入しています。

この機器を歯科医院が導入するメリットは、次の通りです。

• 配管内の細菌の膜（バイオフィルム）を剥離し、再付着を防止できる
• うがいをする診療チェアの洗面部分などの詰まりを防止できる
• 治療器具の洗浄に使用することで、衛生的な状態を保ちやすくなる
• お口の中の隙間に入り込んだ雑菌やウィルスを剥離し、お口の中を清潔に保てる

器具の洗浄から消毒までを行える機器です。強力な洗浄力と、歯科に特化した洗浄プログラムで器具の洗浄消毒を標準化しています。

メンテナンス困難なハンドピースなどの中空部品に対しても、専用回路で内部洗浄とホットエアーによる乾燥が可能です。

熱水消毒によりこの工程で97％以上のウィルス・菌が死滅します。

この機械で洗浄消毒を行った後、各種滅菌機へ器具を渡していきます。

国際規格（ISO15883）は、再生処理可能な医療機器の洗浄・消毒・滅菌に関するもので、ウォッシャーディスインフェクター（ジェットウォッシャー）の一般的な要求事項などが規定されています。

次亜塩素酸には広く殺菌する効果があり、当院では熱に弱い器具の洗浄や手指の消毒（手洗い）に使用しています。

超音波の力を使って治療器具についた汚れを除去する機器です。目には見えない細かな汚れをしっかりと落とせるため、入れ歯やマウスピースの洗浄にも活用できます。

治療器具を滅菌器にかける際、収容する袋を閉じられる機器です。規格で定められた幅で端を圧着し、袋をしっかりと密封するため、滅菌後の状態を長く維持したまま器具を保管できます。

タービンやコントラアングルハンドピース（歯を削るための機器）がスムーズに動くよう、器具内に自動で注油をする機器です。手作業に比べて短時間でより均一に注油できるため、器具の動作不良を防ぎ、治療をスムーズに進められます。

タービンやコントラアングルハンドピースの洗浄・注油・滅菌を自動的に行える滅菌器です。通常よりもしっかりと、素早く滅菌できるのがメリットです。

熱に弱い治療機器の殺菌処理を行う機器です。

ホルマリンガスはエチレンオキシドガスに匹敵する殺菌力をもっており、B型・C型肝炎ウイルスをはじめ、さまざまなウイルスに対する殺菌作用を持っています。

布やプラスチック、ニッケルチタン製の器具など熱に弱い材料を殺菌するのにも使用します。患者さまの安全を守るために、当院は2台導入しております。

高圧の蒸気で、器具に付着したすべての細菌やウイルスを完全に死滅させる機器です。

当院では、クラスB滅菌器とクラスN滅菌器を導入しています。